1/72 VF-25F アーマード・メサイア・バルキリー アルト機

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『マクロスF(フロンティア)』

S.M.S スカル小隊 VF−25F

アーマード・メサイア・バルキリー アルト機





とにかく細かいディティールにも気をつけ、手を抜かず、時間をかけてもできることをやり尽くすことを目的に作成しました。

作成期間は約半年。SMSマークと機体番号のみ付属デカールを使用し、それ以外の赤黒ラインも含め全てエアブラシにて塗装。18mのマスキングテープは3本は軽く消費しました。

キット自体は完全変形にもかかわらず、巣組みのままでもカッコいいのですが、細かいディティールがオミットされていたり、設定画と違った造形になっている部分が各所にあるので、そういった部分を重点的に改修しています。

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正面・バストアップ
各所にメタルマイナスモールド、メタルボール,ピンなどでディティールアップしています。

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頭部アップ
いろいろと作例を参考にしましたが、顎部分は白・薄いグレー・濃いグレーの三色での塗り分けが正しそうなので、細かいですが設定に近くなっていると思います。
赤いトサカ?部のセンサーはオミットされているので、細切りブラ枠を作りセンサーを再現しています。

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パルキリーといえばガウォーク、ガウォークといえばパルキリー。
TV最終話でクランが搭乗していたVF−25Gから手渡されたスナイパーライフルを持ったシーン。

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そして、3変形の最後。ファイター状態。
腰サイドアーマーは、アーマードでは本来使用しないパーツも利用した二重構成になっていますが(後の画像で判ります)、ファイター状態でも正しい位置に収まるように胸部アーマーパーツを削ってあります。

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背面アップ
センサーアンテナ部にはピンソケットを利用。
アーマーパーツに隠れる場所も含め細かく警告系デカールを配置しています。

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TV14話で、初めてアーマードパックを許可され、バジュラ母艦にて準バジュラクイーンに総攻撃をかけるシーン
打ち尽くしたマイクロミサイルランチャーやメインブースターをパージした姿も再現できるのですが...ちょった情けない姿でした。
それよりなにより、TVでは設定無視で胸部ミサイルハッチが逆方向に開いてるからサマになっているのかも...

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側面アップ
展示用のフレームでメインブースターは支えられております。



改修内容

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腕のモールド位置がおかしなことになっているので修正。
シールドを取り付けるための穴を兼てのことと思えるが、正しい位置に修正しマルイチモールドもメタルパーツに置き換え。
シールドの保持には左腕内部とシールド内に強力なネオジム磁石を仕込んでくっついています。

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膝パーツの内部が露出度が高いので、作りこみ。
合わせて、合わせ目の部分も目立つのでブラ板でカバーを作成。
膝アーマーの内部は、アーマー部分は当然パージ可能でオリジナルの膝パーツと別パーツを意識して細かく塗り分けました。

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腰サイドアーマーは、アーマードでは本来使用しないパーツ(白い部分)にアーマードのパーツをピン位置を合わせるように二重構成化。
アーマー裏面が素のままでは、露出が高い部分にしてはブラ厚のモールドで寂しいので、設定画に合わせてパーツを仕込みましたので、密度が高くなっていると思います。


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脚部ミサイルランチャーは、脚部アーマーパーツにミサイルランチャーの一部がついているヘンテコな仕様になっているので、ミサイルランチャーは独立した枠組みがある仕様に変更。
ミサイル本体の白と基部のグレーはマスキング塗装。ヘッドの赤のみ1個1個筆塗り+レッドブラウンのエナメルで墨入れしてます。

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足首はハの字に開くようにホビーベースの関節技ボールジョイントに変更。
脚部アーマーパーツ内部は、本来は本体の白い部分があって然るべき場所にないので、アーマードでは使用しないパーツを切り出して正しい位置に貼り付け。
足裏のバーニア内はスラスターの凸凹ラインがないのでブラ板貼り付けで再現。

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肩マイクロミサイルランチャーの蓋の内側はパーツの接合の都合でオミットされているので、設定に合わせてブラ板で作りこみ。
外側のモールドもインジェクションの省略されているので、猫の顔のようなブラ板を切り出してディティールアップ。

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形状もギミックもなかなか素晴らしいスナイパーライフルですが、4方向に開いたスタビライザー?の内側の緑の部分がおかしなことになっているので、設定画に合わた仕様で作りこみました。
また4方向に開いたスタビライザー?に細い紫のラインが作画上確認できるので、しっかり塗装で再現してます。

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主翼下面は劇場版で整備中のVF-25Fの詳細画面を参考に赤いラインなど入れています。

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アーマード状態では見ることがない主翼面ですが、マーキングや警告表示など細かい部分も表現しました。
翼端の赤青灯は透明ブラ板を削りだしに置き換えています。

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コクピットのパネル周りはそれらしい雰囲気で細切りプラを貼り付け緻密さを出してます。
EXギアの肩パーツとヘッドパーツ、その後ろのパーツは作成してます。
写真ではわかりませんが、後部複座席カバー?は設定より下部にめり込んだ形になっているので上方に引き上げています。
コクピット外側の"赤丸にS"の部分のモールドラインと段になった黒部分にグレーの▼マークが省略されているので再現。
左右についている赤色灯はクリアパーツ削りだし品に交換。
機首部の3つ菱形部分はVFC(ヴォーテックス・フロウ・コントロール)とMG誌2009年2月号のインタビューで河森総監督が明言しているので、ソケットピンを仕込んで再現しています。




プラモ・ガンプラ完成品投稿サイト【MG】プラモ・ガンプラ完成品投稿サイト【MG】で作品を参照



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